自然環境を学ぶ専門学校:国際自然環境アウトドア専門学校
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今年は生物多様性年
(09/22 教職員コラム)
来月中旬からCOP10、第10回生物多様性条約締約国会議(長い..)
が始まります。関連記事を上越タイムスで担当しているコラムに書いたので、
以下に紹介します。
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秋といえば食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋など色々な冠言葉が
思い浮かぶ。今年は国連が定める生物多様性年。生き物や自然に思いをはせる
のも良いだろう.
来月中旬から生物多様性条約第十回締約国会議(COP10)が開催され、
条約を結んだ190カ国以上からの参加者が名古屋に集う。
私たちの豊かで便利な暮らしは自然の様々な働きがあってこそ。
たとえば森林の働きをお金で換算すると、1年当たり70兆円
以上と見積もられている。
このような自然の働きを担うのが推定3000万種以上といわれる多様な
生き物たちだ。今の時代、生き物が絶滅するスピードは過去の平均値に比べ
1000倍以上と推定されている。一説によると年間4万種、一時間に4.6種が
絶滅している。地球史上数回起こったとされる大量絶滅をはるかに上回る
絶滅スピードをいかに抑えるか?この問題に取り組むことは私たちの暮らしを
守ることでもある.
温暖化や資源の枯渇、世界人口の急増といった環境問題は、解決が求められる
喫緊の課題ではあるが、人と人、人と自然のあり方、そして自分自身のあり方を
問い直すチャンスでもある。
虫の音の賑いや紅葉など身近な生物多様性の秋を楽しみたい。
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