自然環境を学ぶ専門学校:国際自然環境アウトドア専門学校
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越冬する生き物たち
(11/21 イベント)
最近、学校まわりにも初雪が降りました。一面雪に覆われ、生き物の気配も鳥の鳴き声くらい。あれほどにぎやかだった生き物たちはどこへいってしまったのでしょうか...
いないときに見つけ出すのがI-nac式。よ〜しいっちょ探してみよう!ということで、今日のフィールド観察の授業は、題して「越冬する生き物探し」。えっ、ほんとに生き物いるの?という顔の一年生たちをつれて野外採集にでかけました。
この時期、ほとんどの生き物たちは、越冬のため様々な場所にもぐりこみ冬眠に入っています。そんな彼、彼女たちを探すのは、まさに宝探し。玄人なみの経験、知識、スキル、運が必要です。
出かける前に、ガイダンスを40分ほどしましたが、そうそう見つけれないだろうなぁ、と思っていました。
が、ふたを開けてみたら、ヤマアカガエル、ニホンアカガエルにナナフシ、スズメバチ、スジクワガタなどなどでるわでるわ!今日の教訓(というか反省というか):侮るべからず。おごるべからず。先生としてもかっちょいいやつをゲットしなくては。うかうかしてられません
今日出合った生き物たちを一部紹介します。多少マニアックなラインナップ、ご笑覧ください。
ヨツボシゴミムシダマシ(黄色の模様がある)
ナガニジゴミムシダマシ(虹色のきれいな模様:キノコ食)
ベニヒラタムシの幼虫
他の昆虫の幼虫を食べる樹皮下のハンター
ムネアカオオアリの女王(日本最大級のアリ!)
クロナガオサムシ
翅を退化させ、地上に特化した捕食者(注:オサムシ類の多くは後翅が退化しています)
昨日雪上のトンボを見つけたので、ついでに紹介します。さすがに動きが鈍く、日向ぼっこをして体温を高めていました。
アキアカネ
暑さが苦手で、夏は高山にいます。秋になると里に降りてくる秋の使者。
ノシメトンボ
一番身近なアカネトンボの仲間
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