自然環境を学ぶ専門学校:国際自然環境アウトドア専門学校
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アメリカ研修に行ってきました!
(01/19 実習)
先月速報でお伝えしました『アメリカ海外研修』!!
学生共々無事に帰国しています。
今日は、速報ではお伝えできなかったアメリカ海外研修の魅力をたっぷりとお伝えしたいと思います。
今回の研修は、アメリカで初めて国立公園に指定され、世界遺産にもなっているイエローストーン国立公園を題材に野生生物や公園の保護管理について、インタープリテーションやガイドをキーワードに指導者としてどう関わればいいのか、どんなことに気をつけてツアーをプロデュースしたらいいのかを学び、考えました。
前半は、イエローストーン国立公園の西の入口『ガーディナー』という町に滞在し、1週間たっぷりと国立公園の魅力を体験!後半は、空港のある町『ボーズマン』に移動して、プログラムの企画や組織のマネジメント、アメリカの文化!その名も『クリスマス!! 』を学びました。
『アメリカと日本の違い』
今回の研修で毎日感じて、みんなで考えていたのはこのキーワードでした。
アメリカの自然教育は、幼児期から(もしかしたお母さんのお腹から出てきたときからかもしれません)始まります。小さな頃から当たり前のように自然に親しみ、生態系の仕組みを学び、それを受継いでいくそんな教育が行われていることに学生達は驚いていました。
現在の日本では、ありえないですよね。
国立公園の保護管理も大きな違いがありました。
アメリカでは、保護管理の中心となるのは
『そこに棲む生き物にとって良いかどうか』
その場所の生態系を維持していくために、国有林、国立公園への入山人数を日にち、年間単位で制限していること。国立公園へ入るためには入園料が必要で、それらは公園内で働く人の給料や保護管理に使われていることなどなど。生物のバランスが崩れないようにということを基準にいろいろな仕組みが作られていました。
なんと!国立公園内で働く人は何千人単位でいて社会の認知後も高く、職業として成り立っているそうです。
『日本はどうですか?』
今回の実習でお世話になった、イエローストーングレーシャーアドベンチャー (http://ygahiguma.p1.bindsite.jp/)のスティーブさんは、日本の自然はすばらしい!といいます。
砂漠で雨の降らないイエローストーンに比べ、雨量も多く、森林が国土の66%を占める日本には、植物:約6,000種、鳥類:約700種、哺乳類:150種、両性・は虫類:約100種、昆虫:万単位で存在します。
イエローストーンは415種(インターネットからの情報なので間違っていたらすみません)
国外に出てみて初めてしる日本のこと。
良いところも、悪いところも含めて『日本』についてたくさん考える機会となりました。
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