森林管理実習

エコツアー実習から、次々とi-nac名物集中実習の紹介がされていますが、今回は「森林管理実習」です。

日本は面積の6割が森に覆われています。さらに森林の6割がスギなどの人工林です。戦後、家の新築などで木材が大量に必要になったこともあって、日本全国で木が植えられました。今はそのスギなどがちょうど切り時なのです。しかし、外国から安い木材が大量に入ってきたため、国内産の木材がなかなか売れず、日本の森は手入れもされずに”荒れている”と表現されます。林業に関わっている人の高齢化も進み、若手の参入が望まれています。

そこで、今回の実習は学生たちが将来森の手入れをするような機会に役立つようにチェンソーと刈払い機の使い方&安全講習とし、最終日に演習林のミズナラの大木を切り出しました。

まずはチェンソーの仕組み、手入れ、使い方について学びました。
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今回は上越森林管理署の協力を得て、五万戸国有林内で間伐をさせてもらいました。
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刈払い機についても仕組み、手入れ、使い方を仕方を学びました。
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最終日にはi-nac演習林の整備として、ミズナラの大木を切りました。
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無事に伐倒を終えて、ほっと一息。
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この後の作業が大変でしたが、この丸太をi-nacに持ち帰り、いずれ学生たちが薪づくりをするそうです。
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