火打山ライチョウ調査実習から帰ってきました
2009/07/21
先週の金曜日、1週間の火打山ライチョウ調査実習を終えて、無事に帰ってきました。
すでにライチョウのヒナたちが誕生していて、私たちは4羽のヒナ連れメスを確認することが出来ました(かなり急傾斜地での調査で、危険が伴ったために写真がありません、ごめんなさい)。ヒナはまだ小さすぎるので捕獲して足環をつけることができませんが、他に未標識の個体2羽を捕獲して足環をつけてきました。
が、今回の主な目的は、ライチョウの生息地の環境評価を行うことでした。田辺先生のアイデアで、ライチョウたちのエサ場となっている開けた場所の植生調査を行いました。日本のライチョウ生息地でここまで大々的に生息環境評価を行っている例はありません。といってもかなり調査範囲が広いので、今回の実習中に終わるかどうか心配だったのですが、学生たちのがんばりで何とか終えることができました。
植生調査の様子
プロット
そして無事に帰還
今後は、このデータの解析作業が待っていますが、結果が楽しみです。
また、10月にはいよいよ火打山・焼山のライチョウに電波発信機をつけて追跡し始めます。
これにより、彼らがどこまで移動しているのかが分かりますし、メスにつけた発信機の電波をたどれば、来年の春には多くの巣も発見することができるでしょう。
今後もi-nacのライチョウ調査実習はますますパワーアップしていきます!
すでにライチョウのヒナたちが誕生していて、私たちは4羽のヒナ連れメスを確認することが出来ました(かなり急傾斜地での調査で、危険が伴ったために写真がありません、ごめんなさい)。ヒナはまだ小さすぎるので捕獲して足環をつけることができませんが、他に未標識の個体2羽を捕獲して足環をつけてきました。
が、今回の主な目的は、ライチョウの生息地の環境評価を行うことでした。田辺先生のアイデアで、ライチョウたちのエサ場となっている開けた場所の植生調査を行いました。日本のライチョウ生息地でここまで大々的に生息環境評価を行っている例はありません。といってもかなり調査範囲が広いので、今回の実習中に終わるかどうか心配だったのですが、学生たちのがんばりで何とか終えることができました。
植生調査の様子
プロット
そして無事に帰還
今後は、このデータの解析作業が待っていますが、結果が楽しみです。
また、10月にはいよいよ火打山・焼山のライチョウに電波発信機をつけて追跡し始めます。
これにより、彼らがどこまで移動しているのかが分かりますし、メスにつけた発信機の電波をたどれば、来年の春には多くの巣も発見することができるでしょう。
今後もi-nacのライチョウ調査実習はますますパワーアップしていきます!