雨の中を沢登りに挑む。 【山岳プロ学科・妙義遠征】
2009/06/16
群馬県の妙義山はとても険しい山である。稜線上は鎖場が連続し、滑落の危険が伴う岩場だらけの、まるで修羅場のような山だ。
山岳プロ学科は“山岳技術強化実習”の一環で、そんな妙義山系で、あえて登山ではなく沢登りに挑戦することにした。妙義の沢を訪れる登山者はごく少ないので、登攀技術・ナビゲーション・ロープワークなど総合的なチカラが求められる。
今回は金洞沢と並木沢の2コースを源頭までツメる(登りきる)ことを目的として、登攀用具に加え、ウェットスーツを着込んで入渓することにした。
しかし、初日の金洞沢では、みんなが積極的に沢の中を突き進んだことで、体は濡れっぱなしの状態になり、無駄に体力を消耗してしまう。雨もずっと降り続いていたため、体は冷え切っていた。結果的には無念の敗退を余儀なくされた。
それでも、最終日に学生たちは満を持して並木沢にアタックし、めちゃめちゃ滑りやすい岩場にも怖気ずに、核心部の30mの大滝をはじめとする連続する滝をすべてクリアすることができ、沢が枯れている源頭部を越え、妙義の稜線に到達することができた。
無事、沢登り終了。
今回の沢登りによって、それぞれが山岳技術の幅をひろげることができたはず。山岳プロ学科の学生たちは、より厳しい山行にも積極的にチャレンジしていくつもりだ。
山岳プロ学科は“山岳技術強化実習”の一環で、そんな妙義山系で、あえて登山ではなく沢登りに挑戦することにした。妙義の沢を訪れる登山者はごく少ないので、登攀技術・ナビゲーション・ロープワークなど総合的なチカラが求められる。
今回は金洞沢と並木沢の2コースを源頭までツメる(登りきる)ことを目的として、登攀用具に加え、ウェットスーツを着込んで入渓することにした。
しかし、初日の金洞沢では、みんなが積極的に沢の中を突き進んだことで、体は濡れっぱなしの状態になり、無駄に体力を消耗してしまう。雨もずっと降り続いていたため、体は冷え切っていた。結果的には無念の敗退を余儀なくされた。
それでも、最終日に学生たちは満を持して並木沢にアタックし、めちゃめちゃ滑りやすい岩場にも怖気ずに、核心部の30mの大滝をはじめとする連続する滝をすべてクリアすることができ、沢が枯れている源頭部を越え、妙義の稜線に到達することができた。
無事、沢登り終了。
今回の沢登りによって、それぞれが山岳技術の幅をひろげることができたはず。山岳プロ学科の学生たちは、より厳しい山行にも積極的にチャレンジしていくつもりだ。