今シーズンの初滑りは、立山でバックカントリースキーだ！！ : 自然環境を学ぶ専門学校：国際自然環境アウトドア専門学校

今シーズンの初滑りは、立山でバックカントリースキーだ！！

2009/12/07

まだ各地のスキー場がオープンする前に、どうしてもスキーがやりたくなったら、山に登ってバックカントリーを滑るという選択肢しかないだろう。それが可能なフィールドとして、最も魅力的で、真っ先に思いつく場所が富山県の立山である。

立山が冠雪し、道路が雪で閉ざされてしまうまでの短い期間、滑るのを目的に標高2,450ｍの室堂ターミナルを訪れる人は意外に多い。黒部・立山アルペンルートは11月いっぱいで営業を終え、次の年のゴールデンウィークまではアクセスができない。しかし11月の最後の週であれば、ここは労せずに行き着くことができる素晴らしいロケーションだ。

i-nacの山岳プロ学科は、今シーズンの初滑りを存分に立山で味わった。残念ながら積雪量は少なめで、雪質もクラストしていて、快適な滑走とは程遠かったが、青空が広がり、立山連峰のみならず、富山平野まで見渡せる中を、スキー三昧の楽しい2日間を過ごすことができた。夕方、山々が赤く染まり、ゆっくりと日が沈んでいくところを、キムチ鍋をたっぷり食らう、こんな最高の授業は、きっと他の学校では受けられないはず。