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ツキノワグマ調査実習 in 軽井沢 のご報告(つづき)

i-nacでは8月6日(金)から8日(日)までサマー体験キャンプを実施しました。
シャワークライミングあり、自然解説入門あり、水生生物調査あり、マウンテンバイクあり、この他にもたくさんのプログラムありの盛りだくさんなキャンプでした。さらに今年は地元妙高の『夏色遠足』も同時に開催され、学生主催の「妙高の自然を楽しむ会」の生きもの博物館や、自然環境学科3年生主催の「野草deスイーツ」などのイベントの行われ、i-nac周辺は大賑わいでした。

今日は、祭りの後の静けさの中、先月のツキノワグマ実習の後半戦をお伝えします。

7月26日(月) 午後に子グマが死亡しているのが発見される。

7月27日(火) 朝、前日に死亡した子グマの母親だと思われるローサがイノシシ用の檻で捕獲される。

7月28日(水) 午後、昨年i-nac生たちが首輪の交換をしたミヤコが死体で発見される。そして、ローサに首輪を交換して放獣。

7月29日(木) 特に大きな出来事もなく、通常のクマの位置確認で1日が過ぎる。
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平和だった唯一の日。

7月30日(金) 朝、イチローが死体で発見される。
野生動物の自然死に3回も遭遇するなんて、生きもの好きとしては貴重な体験をする。

7月31日(土) i-nac独自にクマのエサとなるドングリ(ミズナラ、コナラ、クリ)の実の豊凶を調査する。

8月1日(日) 午前中に軽井沢市民の方々と、クマとの遭遇をさけるため、通学路となる場所付近のやぶの刈払い作業にボランティアとして参加する。
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そして、午後は無事にi-nacにたどり着き、解散。

2週間という長丁場な実習でしたが、学生たちは何を思い、何を学んだのでしょう。
後期の授業会誌までにレポートを書くように伝えているので、今から読むのが楽しみです。

その後も、1年生のハンゾーはツキノワグマの保護管理のインターンシップ生として頑張っています。
ハンゾーのインターン中に何が起きたかは、また報告します。


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